注目されるのは今期予想
ラクトジャパンは、乳原料やチーズの輸入販売を柱とした食品商社。近時の健康志向の需要をとらえ、業績を伸ばしてきたが、TPP11の発効を機に、食品メーカー、乳製品メーカーに対し、更なる輸入原料の用途拡大の提案を進めている。
国内では、チーズなどの消費量が増加する一方、国内での生乳の生産量は落ちており、乳製品メーカーにとって、乳原料の安定した輸入ルートの確保は、喫緊の課題となっている。
一方で、昨年12月30日に発効したTPP11による輸入品の関税引き下げは、同社にとって、新たな提案によって輸入製品を売り込む大きなチャンスになる。
同社決算は11月であり、発表日は1月中旬にかけて行われるだろう。現在のコンセンサスは営業利益26億円(前期19億23百万円)だが、注目されるのは今期予想だ。営業利益で28億円以上の予想が出る可能性がある。
株価は、12月5日の8580円から12月25日には6670円まで調整したが、その後は全体相場の下落にもかかわらず、株価は下落せず、大発会は6980円で終わった。
今年9月の急騰以降、たびたび6000円台後半から浮上している実績もあり、決算発表前後の動きに期待ができる。
市場全体を覆う不透明感の原因は、円高への危機感と世界的な景気後退にあるが、同社にはその両方ともに耐久力があり、相場全体の大きな下落にも耐えうる銘柄だと言える。
ただし、決算発表が絡む銘柄であるだけに株価の変化率が急上昇する可能性があり、急騰場面では、割り切って利益を取るべきかもしれない。
国内では、チーズなどの消費量が増加する一方、国内での生乳の生産量は落ちており、乳製品メーカーにとって、乳原料の安定した輸入ルートの確保は、喫緊の課題となっている。
一方で、昨年12月30日に発効したTPP11による輸入品の関税引き下げは、同社にとって、新たな提案によって輸入製品を売り込む大きなチャンスになる。
同社決算は11月であり、発表日は1月中旬にかけて行われるだろう。現在のコンセンサスは営業利益26億円(前期19億23百万円)だが、注目されるのは今期予想だ。営業利益で28億円以上の予想が出る可能性がある。
株価は、12月5日の8580円から12月25日には6670円まで調整したが、その後は全体相場の下落にもかかわらず、株価は下落せず、大発会は6980円で終わった。
今年9月の急騰以降、たびたび6000円台後半から浮上している実績もあり、決算発表前後の動きに期待ができる。
市場全体を覆う不透明感の原因は、円高への危機感と世界的な景気後退にあるが、同社にはその両方ともに耐久力があり、相場全体の大きな下落にも耐えうる銘柄だと言える。
ただし、決算発表が絡む銘柄であるだけに株価の変化率が急上昇する可能性があり、急騰場面では、割り切って利益を取るべきかもしれない。