トヨタ紡織、今期税引き前を6％上方修正

　トヨタ紡織 <3116> が1月31日後場(14:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比12.2％減の409億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の510億円→540億円(前期は614億円)に5.9％上方修正し、減益率が17.1％減→12.2％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結税引き前利益も従来予想の238億円→268億円(前年同期は310億円)に12.6％増額し、減益率が23.0％減→13.3％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結税引き前利益は前年同期比14.3％減の138億円に減り、売上営業利益率は前年同期の4.7％→3.9％に悪化した。

株探ニュース