【買い】オーシャンシステム（3096）優待権利落ちの売りのリバウンド狙い＝フェアトレード 田村 祐一

優待権利落ちの売りのリバウンド狙い

■注目銘柄
オーシャンシステム（3096）

■注目理由
同社は、家庭用や業務用スーパーマーケットの運営や、企業向けにランチサービスなどを手掛けています。

11月の同社株価は、9月末の優待権利確定後の売りが一巡し、再度上昇局面に入る期待が持てると判断しました。

同社は、3月決算企業であり、9月と3月に優待権利が確定する株主優待銘柄です。同社の優待内容は、同社グループ店舗で利用できる株主優待券、もしくは、魚沼産のコシヒカリとなっています。魚沼産コシヒカリは、日本穀物検定協会が行う食味評価試験では最高評価の特Aとなるほど高ブランドのお米です。その人気から、同社株は、人気の優待銘柄となっています。人気な優待銘柄は、権利確定日に向けて、株価が上昇する傾向があります。しかし、権利確定前後は売りが出やすく、特に権利落ち後は売り優勢となり株価は下落するようです。同社株も、例年9月末の優待権利確定後には株価は下落する傾向があります。そのため、優待権利確定後の売りが一巡した後は、買いが優勢の展開となる可能性が高いでしょう。

また、消費増税後には、外食を控えておいしくて安い、冷凍食品の需要が高まっています。足元の第1四半期決算を見ると、同社スーパーでも低価格な冷凍食品の販売が好調に推移しています。今期は、売上高465億円（前年同期比+4.7％）、営業利益9億2000万円（同+10.2％）、当期純利益5億円（同+47％）を見込んでおり、業績拡大を期待した買いが流入する期待も持てるでしょう。

過去の検証結果は以下の通りです。
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勝率：83.33％
平均損益（率）：5.15％
平均利益（率）：7.02％
平均損失（率）：－4.23％
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