2,094円
J.フロント リテイリングのニュース
*12:18JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):長野計器、Jフロント、セルシードなど
マルマエ<6264>:1953円(-147円)
伸び悩んで大幅反落。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は0.2億円で前年同期比96.9%の大幅減益に。3-5月期は1億円の営業黒字に転換しており、通期計画0.8億円、前期比91.0%減の達成確度は高まる形だが、半導体関連として今後の業績回復期待も十分織り込まれており、ポジティブなインパクトは乏しいようだ。なお、累計受注高は前年同期比11.2%減、上半期の同30.4%減から順調な改善傾向に。
アダストリア<2685>:3295円(-340円)
大幅続落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は60.1億円で前年同期比4.2%減となっている。据え置きの通期予想は190億円で前期比5.5%増であり、減益決算をマイナス視する動きが先行のようだ。売上高は堅調推移であったものの、円安の影響などによって粗利益率が低下したもよう。また、EC専業のバズウィットが主力ブランドの苦戦で減収減益となるなど、一部子会社の苦戦が重しとなったようだ。
高島屋<8233>:2921.5円(+214円)
大幅続伸。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は173億円で前年同期比56.7%増となり、上半期は従来予想の236億円から277億円、同33.4%増に、通期では500億円から550億円、前期比19.7%増にそれぞれ上方修正している。国内百貨店におけるインバウンド売上高の増大などが上振れ要因につながったようだ。Jフロントや同社の好決算を受けて、本日は百貨店株の強い動きが目立っている。
Jフロント<3086>:1891.5円(+214円)
大幅続伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は161億円で前年同期比58.7%増となり、市場予想を40億円程度上回ったとみられる。会社側では第1四半期の上振れ分を反映して、通期予想を従来の375億円から415億円、前期比3.6%減に上方修正している。免税売上が想定以上に好調推移となっているもよう。業績上振れが株主還元拡充につながっていくとの見方も先行へ。
長野計器<7715>:3440円(+490円)
一時ストップ高。いちよし証券ではレーティングを新規に「A」、フェアバリューを5400円としている。製造装置パーツメーカーとしてのみならず、日本国内を中心とする半導体工場建設の恩恵も享受し得る企業として中期的な成長を予想と評価している。株式市場の評価は未だ不十分と考えているようだ。半導体製造装置市場の持続的な拡大に加えて、新規顧客の開拓が進む可能性など、圧力センサは中期的な収益成長に寄与とみている。
インテグループ<192A>:6300円(-890円)
大幅反落。28日取引終了後に発表した24年5月期決算で、売上高は前期比72.6%増の21.97億円、経常利益は同311.7%増の9.83億円となった。広告出稿に加えて、ダイレクトマーケティング、潜在顧客へ効率的にアプローチするインテントマーケティングの強化に取り組み、M&A案件の発掘を積極的に進めたという。あわせて、25年5月期業績予想も、売上高は前期比31.9%増の28.97億円、経常利益は同19.2%増の11.72億円と増収増益見通しとしているが、失望売りが先行している。
セルシード<7776>:434円(+80円)
ストップ高で年初来高値更新。28日取引終了後、開発中の軟骨細胞シートに関する米国特許出願が特許査定となったことを発表し、好材料視されている。同特許は東海大学(医学部医学科外科学系整形外科学)の佐藤正人教授と実施してきた同種軟骨細胞シートに関する共同研究の成果となる。開発中の変形性膝関節症治療用の細胞シートには、本特許の製造方法に基づく多指(趾)症(生まれつき指の数が5本より多い疾患)患者から採取した軟骨組織に由来する同種軟骨細胞シートを用いているという。
ペルセウス<4882>:519円(+80円)
大幅反発。28日取引終了後、開発中の抗トランスフェリン受容体1(TfR1)抗体「PPMX-T003」の真性多血症(PV)患者による第I相試験が終了したことを発表した。最後の6例目の患者本人の意向によりこの方の試験は中止となり、治験は規定の観察を終え終了した。安全性を懸念するような重篤な有害事象の報告はなく、今期業績への影響や2025年3月末までという導出計画にも変更はないとしている。 <ST>
伸び悩んで大幅反落。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は0.2億円で前年同期比96.9%の大幅減益に。3-5月期は1億円の営業黒字に転換しており、通期計画0.8億円、前期比91.0%減の達成確度は高まる形だが、半導体関連として今後の業績回復期待も十分織り込まれており、ポジティブなインパクトは乏しいようだ。なお、累計受注高は前年同期比11.2%減、上半期の同30.4%減から順調な改善傾向に。
アダストリア<2685>:3295円(-340円)
大幅続落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は60.1億円で前年同期比4.2%減となっている。据え置きの通期予想は190億円で前期比5.5%増であり、減益決算をマイナス視する動きが先行のようだ。売上高は堅調推移であったものの、円安の影響などによって粗利益率が低下したもよう。また、EC専業のバズウィットが主力ブランドの苦戦で減収減益となるなど、一部子会社の苦戦が重しとなったようだ。
高島屋<8233>:2921.5円(+214円)
大幅続伸。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は173億円で前年同期比56.7%増となり、上半期は従来予想の236億円から277億円、同33.4%増に、通期では500億円から550億円、前期比19.7%増にそれぞれ上方修正している。国内百貨店におけるインバウンド売上高の増大などが上振れ要因につながったようだ。Jフロントや同社の好決算を受けて、本日は百貨店株の強い動きが目立っている。
Jフロント<3086>:1891.5円(+214円)
大幅続伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は161億円で前年同期比58.7%増となり、市場予想を40億円程度上回ったとみられる。会社側では第1四半期の上振れ分を反映して、通期予想を従来の375億円から415億円、前期比3.6%減に上方修正している。免税売上が想定以上に好調推移となっているもよう。業績上振れが株主還元拡充につながっていくとの見方も先行へ。
長野計器<7715>:3440円(+490円)
一時ストップ高。いちよし証券ではレーティングを新規に「A」、フェアバリューを5400円としている。製造装置パーツメーカーとしてのみならず、日本国内を中心とする半導体工場建設の恩恵も享受し得る企業として中期的な成長を予想と評価している。株式市場の評価は未だ不十分と考えているようだ。半導体製造装置市場の持続的な拡大に加えて、新規顧客の開拓が進む可能性など、圧力センサは中期的な収益成長に寄与とみている。
インテグループ<192A>:6300円(-890円)
大幅反落。28日取引終了後に発表した24年5月期決算で、売上高は前期比72.6%増の21.97億円、経常利益は同311.7%増の9.83億円となった。広告出稿に加えて、ダイレクトマーケティング、潜在顧客へ効率的にアプローチするインテントマーケティングの強化に取り組み、M&A案件の発掘を積極的に進めたという。あわせて、25年5月期業績予想も、売上高は前期比31.9%増の28.97億円、経常利益は同19.2%増の11.72億円と増収増益見通しとしているが、失望売りが先行している。
セルシード<7776>:434円(+80円)
ストップ高で年初来高値更新。28日取引終了後、開発中の軟骨細胞シートに関する米国特許出願が特許査定となったことを発表し、好材料視されている。同特許は東海大学(医学部医学科外科学系整形外科学)の佐藤正人教授と実施してきた同種軟骨細胞シートに関する共同研究の成果となる。開発中の変形性膝関節症治療用の細胞シートには、本特許の製造方法に基づく多指(趾)症(生まれつき指の数が5本より多い疾患)患者から採取した軟骨組織に由来する同種軟骨細胞シートを用いているという。
ペルセウス<4882>:519円(+80円)
大幅反発。28日取引終了後、開発中の抗トランスフェリン受容体1(TfR1)抗体「PPMX-T003」の真性多血症(PV)患者による第I相試験が終了したことを発表した。最後の6例目の患者本人の意向によりこの方の試験は中止となり、治験は規定の観察を終え終了した。安全性を懸念するような重篤な有害事象の報告はなく、今期業績への影響や2025年3月末までという導出計画にも変更はないとしている。 <ST>
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