ＫＴＫが大幅反発、２０年８月期第３四半期営業利益は２ケタ増で着地

　ケイティケイ<3035.T>は大幅反発。前週末３日の取引終了後に第３四半期累計（１９年８月２１日～２０年５月２０日）連結決算を発表しており、売上高１２６億９８００万円（前年同期比１．０％増）、営業利益３億１３００万円（同１２．６％増）、純利益２億５５００万円（同２２．７％増）と２ケタ増益となったことが好感されている。

　消費税率引き上げによる一時的な駆け込み需要に加えて、Ｗｉｎｄｏｗｓ１０への切り替えに伴う特需も追い風となった。利益面では、増収効果による製造コストと調達コストの削減を実現したほか、業務効率を向上させたことも利益拡大に貢献した。

　なお、２０年８月期通期業績予想は、売上高１６７億円（前期比横ばい）、営業利益２億８８００万円（同０．７％増）、純利益２億１６００万円（同０．２％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS