イフジ産業、上期経常を28％上方修正・最高益予想を上乗せ

　イフジ産業 <2924> が10月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の5.2億円→6.7億円(前年同期は5億円)に28.2％上方修正し、増益率が3.6％増→32.8％増に拡大し、従来の3期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。
　なお、通期の経常利益は従来予想の12.2億円(前期は12.1億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、鶏卵関連事業において、2020年11月から2021年３月にかけて発生した鳥インフルエンザの影響により鶏卵の需給が逼迫して鶏卵相場が予想よりも高く推移し販売単価が上昇したこと、また営業面における積極的なアプローチが功を奏し販売数量が予想よりも増加したこと等により、前回予想数値よりも増加する見込みとなりました。　損益につきましては、鶏卵関連事業において、鶏卵相場が高く推移し原料仕入単価が大幅に上昇したため一部の製品の販売価格改定を行いました。また、販売数量が予想よりも増加したこと及び工場の生産効率向上や歩留まり向上に努めました。これらの施策等により、営業利益及び経常利益は前回予想数値を上回る見込みとなりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前述の理由に加え、「１．繰延税金資産の計上について」に記載のとおり、法人税等調整額（益）を追加計上することから前回予想数値よりも増加する見込みとなりました。　なお、2022年３月期通期の業績予想につきましては、2020年11月から2021年３月にかけて全国各地で発生した鳥インフルエンザの影響により鶏卵相場が高騰したこともあり、売上や仕入に大きく影響する鶏卵相場の今後の動向が現時点においてまだ見通せないことから、2021年５月６日に公表しました予想数値は変更しておりません。今後の業績動向に応じて業績予想に変更が生じる場合は速やかに開示いたします。（※）上記の業績予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。