旭松食品、今期経常を一転78％減益に下方修正、配当も25円減額

　旭松食品 <2911> [東証Ｓ] が2月3日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比77.5％減の5800万円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の2億8000万円→6000万円(前期は2億6800万円)に78.6％下方修正し、一転して77.6％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3億2700万円→1億0700万円(前年同期は1億7200万円)に67.3％減額し、一転して37.8％減益計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の35円→10円(前期は35円)に大幅減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比35.2％減の1億0500万円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の6.2％→3.3％に悪化した。

株探ニュース