ETF売買動向＝24日寄り付き、日経レバの売買代金は130億円と低調

　24日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比32.4％減の361億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同34.7％減の302億円となっている。

　個別ではｉシェアーズ米国債１－３年ＥＴＦ <2620> 、グローバルＸ　ＭＳＣＩ　気候変動対応 <2848> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> が新高値。ｉシェアーズ　気候リスク調整世界国債 <2853> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.82％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> が3.22％高と大幅な上昇。

　一方、ＵＢＳ　先進国株 <1394> は4.00％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は3.63％安、ＵＢＳ　欧州株 <1386> は3.28％安、ＵＢＳ　ユーロ圏株 <1387> は3.17％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金130億6500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均192億100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が49億800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が34億9800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が26億9400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が23億円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が11億8700万円の売買代金となっている。

株探ニュース