ETF売買動向＝14日大引け、全銘柄の合計売買代金2238億円

　14日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比34.7％増の2238億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同40.2％増の1950億円だった。

　個別では上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジなし） <1486> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> が新高値。グローバルＸ　フィンテック－日本株式ＥＴＦ <2836> 、東証マザーズＥＴＦ <2516> 、グローバルＸ　中小型リーダーズ　ＥＳＧ <2837> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> 、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> など6銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が5.15％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　ロシア株式指数 <1324> は4.39％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は4.29％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は3.57％安、ＮＥＸＴ　インドブル <2046> は3.56％安、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は3.32％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が207円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金961億2600万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1059億5200万円を下回った。

　その他の日経平均ETFでは日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が201億7200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が197億7700万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が188億2200万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が148億8000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が99億5700万円の売買代金となった。

株探ニュース