焼津水化、今期経常を一転10％減益に下方修正、配当は5円増額

　焼津水産化学工業 <2812> が2月1日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比18.0％減の7億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の10.4億円→9億円(前期は9.9億円)に13.5％下方修正し、一転して9.8％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.8億円→5.4億円(前年同期は5.6億円)に20.4％減額し、一転して3.5％減益計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の24円→29円(前期は24円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比17.9％減の3.5億円に減り、売上営業利益率は前年同期の9.8％→7.5％に悪化した。

株探ニュース