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大黒天物産のニュース
<4187> 大有機化 2883 +62切り返して反発。前日に上半期決算を発表、営業利益は19.4億円で前年同期比41.6%
減となり、従来予想の20億円をやや下回った。通期予想は38億円、前期比36.0%減を据え置いた。ディスプレイや半導体などの需要低迷の影響による売上高の減少、原燃料価格高止まりなどが響いている。ただ、半導体関連分野の落ち込みは十分に想定されており、下方修正もされなかったことから、悪材料出尽くしと捉えられる流れに。
<4728> トーセ 753 -70大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は4.5億円で前年同期比69.0%
増となったが、通期予想は従来の5.8億円から5億円、前期比6.5%増に下方修正している。一部案件の中止や受注を想定していた案件の見直しなどがあったことで、案件の切り替えや立ち上げによる稼働の低下が想定以上に発生しているもよう。上半期までの状況から業績の下振れにはネガティブなインパクトが先行。
<4825> WNIウェザー 6510 -310大幅反落。前日に23年5月期決算を発表、営業利益は32.6億円で前期比12.1%増となり、従来計画をやや上振れた。期末配当金は従来計画50円を上回る60円としている。
一方、24年5月期は35億円で同7.5%増と連続増益見通しとしており、年間配当金も前期比10円増の120円を計画。ただ、前期実績、今期見通しともに市場予想はやや下振れたとみられ、前日にかけて期待感先行の反動も優勢となる形に。
<4763> C&R社 2018 +28切り返して続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は15.8億円で前年同期比6.4%減となり、通期計画の前期比13.7%増に対して減益スタートとなっているが、株価が安値圏で推移していたこともあって、あく抜け感へとつながっているようだ。減益要因の主因は、前年同期比に発生したワクチンのスポット案件の剥落などであり、利益は計画通りに推移しているもよう。
<6136> OSG 1912 -104.5大幅続落。前日に上半期決算を発表、営業利益は94.9億円で前年同期比3.6%減となり、従来計画の110億円を下回る着地に。第1四半期の同1.6%増に対して、3-5月期は同7.8%減と減益に転じている。据え置きの通期計画240億円、前期比9.6%増に対する進捗率も低く、業績計画未達懸念が高まる状況となっているもよう。日本やアジア地域においてタップ需要が停滞しているようだ。
<8008> 4℃ HD 1934 +106大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は7.3億円で前年同期比87.3%増となっている。据え置きの上半期計画8億円、同24.0%増、通期計画21億円、前期比6.1%増に対して高い進捗率となっており、業績の上振れを期待する動きにつながっているようだ。デイリーファッション「パレット」の出店効果でアパレル事業の売上高が拡大、ジュエリー事業は事業構造改革の推進によって大幅増益となっている。
<2791> 大黒天 6310 +660急伸。前日に23年5月期の決算を発表、営業利益は45億円で前期比47.3%減となったが、従来予想の39.2億円は上振れる着地に。一方、24年5月期は61億円で同35.6%の大幅増益見通しとしており、想定以上の業績回復見通しと評価の動きが先行へ。経済活動の制限緩和による景気の回復を見込むほか、15店舗の新規出店効果などによる売上の拡大を想定しているもよう。
<2918> わらべ日洋 2742 +470急騰。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は23.7億円で前年同期比39.9%増となっている。据え置きの上半期計画は36.5億円で同8.1%増であり、想定以上の好進捗と捉えられているようだ。原材料価格や労働コストの上昇に加え、エネルギー価格の高止まりの影響を受けたものの、食品関連事業における売上回復効果や商品規格の見直し奏効などが大幅増益の要因となっている。
<8016> オンワードHD 502 +80ストップ高。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は53.8億円で前年同期比2.7倍となり、上半期予想は従来計画の10億円から40億円に、通期では70億円から100億円、前期比91.8%増に上方修正している。主力ブランドが引き続き好調に推移したほか、カシヤマ、アンフィーロなど新規ブランドが成長を加速しているようだ。年間配当金も従来計画の14円から16円に引き上げ、前期比4円の増配としている。
<4523> エーザイ 9382 -460大幅続落。米バイオジェンと共同開発した認知症新薬「レカネマブ」を米FDAが正式承認したと伝わっている。米国の高齢者向け公的医療保険「メディケア」では保険適用の対象にも選定しており、患者負担の減少による本格化な普及期待も高まる状況へ。
ただし、正式承認の可能性、並びに、保険適用対象への選定ともに、期待感は株価に十分織り込まれてきたため、材料出尽くしムードが先行する形となっているようだ。 <ST>
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