アルフレッサが反発、小平市の糖尿病性腎症重症化予防事業を受託

　アルフレッサ　ホールディングス<2784.T>が反発している。２２日の取引終了後、子会社アルフレッサが東京都小平市において、２３年度の国民健康保険の保健事業・糖尿病性腎症重症化予防事業を受託したと発表しており、好材料視されている。

　今回採択されたアルフレッサの「自治体向け糖尿病性腎症重症化予防プログラム」は、小平市民の健康寿命延伸に向けて、地域の医療インフラを有効に活用したモデル。糖尿病の治療と並行して、薬局で腎症病期の進行を抑制するための療養指導が行える点が大きな特徴で、アルフレッサは医療用医薬品等卸売企業の強みである医療機関との関係性を生かし、地域の人々の健康寿命延伸に貢献するとしている。なお、同件による業績への影響は軽微としている。

出所：MINKABU PRESS