大戸屋ＨＤ、非開示だった今期最終は赤字拡大へ

　大戸屋ホールディングス <2705> [ＪＱ] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は46.5億円の赤字(前年同期は1.7億円の赤字)に赤字幅が拡大した。9月末時点で14.9億円の債務超過に陥った。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結最終損益が48.6億円の赤字(前期は11.4億円の赤字)に赤字幅が拡大する見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益は2.1億円の赤字(前年同期は9.7億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は31.4億円の赤字(前年同期は0.6億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-1.1％→-29.5％に急悪化した。

株探ニュース