決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … シンワワイズ、マルゼン、タビオ (10月8日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月7日から8日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ミクロン <6159>
　21年8月期の連結経常利益は前の期比15.9％減の6.3億円になり、22年8月期も前期比29.8％減の4.4億円に減る見通しとなった。

▲No.4　トーヨアサノ <5271>
　22年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常損益は1億4100万円の赤字(前年同期は9600万円の黒字)に転落した。

▲No.7　ダイケン <5900>
　22年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比14.3％減の1億2000万円に減り、通期計画の4億5000万円に対する進捗率は26.7％にとどまったものの、5年平均の22.5％を上回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6159> ミクロン 　　　ＪＱ　　 -5.10 　 10/ 8　本決算　　　-29.81
<2437> シンワワイズ 　ＪＱ　　 -2.09 　 10/ 8　　　1Q　　　　黒転
<7975> リヒトラブ 　　東２　　 -2.06 　 10/ 8　　上期　　　 23.48
<5271> トーヨアサノ 　東２　　 -1.61 　 10/ 8　　上期　　　　赤転
<5982> マルゼン 　　　東２　　 -1.37 　 10/ 8　　上期　　　 12.07

<2668> タビオ 　　　　東２　　 -1.13 　 10/ 8　　上期　　　　赤縮
<5900> ダイケン 　　　ＪＱ　　 -1.07 　 10/ 8　　上期　　　-14.29
<2300> きょくとう 　　ＪＱ　　 -0.40 　 10/ 8　　上期　　　202.63

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース