決算マイナス・インパクト銘柄・寄付 … イオン、イオンファン、ミニストップ (10月6日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月5日から6日の決算発表を経て7日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　イオンファン <4343>
　22年2月期の連結経常損益を従来予想の6.3億円の黒字→30億円の赤字(前期は77.1億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.7　イオン北海道 <7512>
　22年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比38.1％減の20.7億円に落ち込み、通期計画の85億円に対する進捗率は24.4％にとどまり、5年平均の38.1％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4343> イオンファン 　東１　　 -9.71 　 10/ 6　　上期　　　　赤縮
<8267> イオン 　　　　東１　　 -3.96 　 10/ 6　　上期　　　178.56
<2734> サーラ 　　　　東１　　 -3.49 　 10/ 6　　　3Q　　　 10.31
<9846> 天満屋ス 　　　東２　　 -1.99 　 10/ 6　　上期　　　 14.11
<9946> ミニストップ 　東１　　 -1.93 　 10/ 6　　上期　　　　赤縮

<6552> ゲームウィズ 　東１　　 -1.33 　 10/ 6　　　1Q　　　　黒転
<7512> イオン北海道 　東１　　 -0.59 　 10/ 6　　上期　　　-38.10
<2686> ジーフット 　　東１　　 -0.50 　 10/ 6　　上期　　　　赤縮
<2653> イオン九州 　　ＪＱ　　 -0.05 　 10/ 6　　上期　　　　黒転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース