ジャパンＦが急落、炭酸系飲料の受注減少１９年３月期業績および配当予想を下方修正

　ジャパンフーズ<2599.T>が急落し年初来安値を更新。１８日の取引終了後、１９年３月期の連結業績予想について、売上高を１６２億円から１６１億円（前期比８．４％増）へ、営業利益を９億９０００万円から６億５０００万円（同２７．２％減）へ、純利益を７億３０００万円から４億５０００万円（同３１．６％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　新製品対応設備工事によるライン停止や包材の軽量化による一時的な生産効率の低下、猛暑の影響などから、炭酸系飲料の受注が減少したことが要因という。また、製造数の減少に伴い加工賃収入が大幅に減少したほか、物流費、人件費、ＬＮＧ単価などの経費が上がったことも響いた。

　同時に、業績予想の修正に伴い従来２０円を予定していた期末配当を３円減額し１７円にすると発表しており、これも売り材料視されているようだ。なお、年間配当は２７円（従来予想３０円）となり、前期実績に対して横ばいとなる。

出所：minkabuPRESS