ETF売買動向＝1日前引け、Ｏｎｅ中国５、ＷＴ原油が新安値

　1日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比6.2％減の2501億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同6.5％減の2261億円だった。

　個別ではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> が新安値。

　そのほか目立った値動きではＵＢＳ　欧州株 <1386> が8.86％高、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が4.22％高、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> が4.10％高、ＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> が4.06％高、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が3.42％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は6.94％安、ＵＢＳ　英国株 <1392> は6.65％安、ＮＺＡＭ　ＲＥＩＴ指数 <1595> は5.99％安、ＮＥＸＴ　タイ株式 <1559> は5.54％安、ｉシェアーズ・コア　Ｊリート　ＥＴＦ <1476> は5.36％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が177円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1260億3800万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1583億9200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が678億1400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が113億5600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が71億1400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が43億2900万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が29億1900万円の売買代金となった。

株探ニュース