ETF売買動向＝30日前引け、日興ＳＰレ２、日興ＳＰ５百が新高値

　30日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比3.1％減の1352億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同5.4％減の1106億円だった。

　個別ではｉシェアーズ・コア　ＭＳＣＩ　先進国株（除く日本）ＥＴＦ <1657> 、上場インデックスファンドＳ＆Ｐ　レバ２倍 <2239> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2513> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2514> 、ＭＡＸＩＳ　ＪＰＸ　日経中小型株指数上場投信 <1492> など44銘柄が新高値。ｉＦｒｅｅＥＴＦ　Ｓ＆Ｐ５００　インバース <2249> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００インバース <2842> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　中国科創板　５０（ＳＴＡＲ５０） <2628> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　穀物上場投資信託 <1688> 、グローバルＸ　チャイナＥＶ＆バッテリー <2254> など11銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は4.07％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は3.79％安、上場中国Ａ株パンダ <1322> は3.09％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.01％安と大幅に下落。

　日経平均株価が86円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金713億6100万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均942億6700万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFでは日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が73億6000万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が68億1400万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が66億8700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が59億8600万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が54億5300万円の売買代金となった。

株探ニュース