決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】寄付 … バイク王、イーサポート、暁飯島工業 (7月5日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月2日から5日の決算発表を経て6日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　暁飯島工業 <1997>
　21年8月期の連結経常利益を従来予想の6億円→9.2億円(前期は10.4億円)に53.3％上方修正し、減益率が42.4％減→11.6％減に縮小する見通しとなった。

★No.2　バイク王 <3377>
　21年11月期第2四半期累計(20年12月-21年5月)の経常利益(非連結)は前年同期比4.6倍の9.3億円に急拡大し、通期計画の16.5億円に対する進捗率は56.9％に達し、5年平均の30.6％も上回った。

★No.3　メディ一光Ｇ <3353>
　22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比93.3％増の3.1億円に拡大したが、3-8月期(上期)計画の6.4億円に対する進捗率は49.5％となり、5年平均の48.3％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<1997> 暁飯島工業 　　ＪＱ　　 +6.30 　　7/ 5　　　3Q　　　　2.69
<3377> バイク王 　　　東２　　 +2.15 　　7/ 5　　上期　　　355.83
<3353> メディ一光Ｇ 　ＪＱ　　 +1.84 　　7/ 5　　　1Q　　　 93.29
<2493> イーサポート 　ＪＱ　　 +1.77 　　7/ 5　　上期　　　-33.33

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした6日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース