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オルアバウト、今期経常を一転赤字に下方修正

配信元:株探
投稿:2019/02/07 17:00
 オールアバウト <2454> [JQ] が2月7日大引け後(17:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は6900万円の赤字(前年同期は5億0700万円の黒字)に転落した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の3億3000万円の黒字→5000万円の赤字(前期は6億5900万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3億9400万円→1400万円(前年同期は3億3800万円)に96.4%減額し、一転して95.9%減益計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は500万円の赤字(前年同期は1億8600万円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の5.1%→0.0%に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  マーケティングソリューションセグメントにおきましては、コンテンツマーケティングの堅調な推移等により、売上・利益ともに概ね前回発表予想からの大幅な乖離はございません。 コンシューマサービスセグメントにつきましては、サンプル百貨店およびファッションEC「MUSE&Co.」を運営する「トライアルマーケティング&EC」領域において、カテゴリーマネジメント(注1)の運用精度が低調に推移したことにより販売機会の減少や滞留在庫の発生を招き、売上高は112.6億円の計画が105.9億円の見込となりました。営業利益については、上記売上の減少に伴い2.0億円、滞留在庫の影響により1.4億円、それぞれ減少する見込となりました。なお、カテゴリーマネジメントの改善に向けて、社内運用体制の整備に取り組んでおり、現時点で、受注の復調、滞留在庫の削減が進行しております。 以上の結果、平成31年3月期の売上高は14,600百万円、営業利益が0百万円、経常利益が▲50百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が▲45百万円の見込となりました。 当社グループは、当期を、2020年度の収益拡大、および継続成長を図るための事業基盤構築における投資期として位置付けております。この方針のもと、当社は、2017年3月に日本テレビ放送網株式会社と、そして2018年5月に株式会社NTTドコモと資本業務提携を行っており、来期以降の提携効果を上げるべく、利用者規模とデータ資産の非連続な拡大、ネット動画分野への取り組み等、同二社との事業連携を積極的に推進しております。当該取り組みを含め、当社の主力事業領域である「メディア広告&ソリューション」と「トライアルマーケティング&EC」における非連続的な成長の実現や、それら事業領域に次ぐ第3の柱となる事業の育成といった中長期的な企業価値向上に繋がる投資については、当期以降も継続して行っていく予定であります。(注1)当社グループにおけるカテゴリーマネジメントとは、会員の皆様にマッチする商品を調達・掲載することから、適正な価格(お試し費用)で提供するまでの、一連の業務管理と定義しています。(注2)本資料に記載されている業績予想等将来に関する内容は、本資料の発表日現在において入手可能な情報および将来の業績に影響を与える不確実な要因にかかわる本資料発表日現在における仮定を前提としており、実際の業績は今後の様々な要因によって異なる可能性があります。
配信元: 株探
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