ワールドＨＤ、今期経常を24％下方修正、配当も11.1円減額

　ワールドホールディングス <2429> が11月9日大引け後(15:30)に決算を発表。20年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比12.1％減の36億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の83.3億円→63.6億円(前期は48億円)に23.7％下方修正し、増益率が73.5％増→32.5％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の54.6億円→34.9億円(前年同期は22.7億円)に36.1％減額し、増益率が2.4倍→53.5％増に縮小する計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の99.8円→88.7円(前期は52.7円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比53.3％減の7.3億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の4.4％→1.8％に悪化した。

株探ニュース