ブラスの第１四半期は営業利益１２倍

個別株 配信元：みんなの株式 著者：MINKABU PRESS 投稿:2019/12/13 16:45

　ブラスがこの日の取引終了後、第１四半期（８～１０月）連結決算を発表しており、売上高２９億７６００万円（前年同期比２６．７％増）、営業利益３億３４００万円（同１１．９％増）、純利益２億１７００万円（同１２．８倍）となった。

　オリコン顧客満足度調査の「ハウスウエディング部門」で総合＆全評価項目ともに全国１位となった効果や消費税率引き上げ前の駆け込み需要の影響により、前年の受注が好調に推移し、結婚式実施組数が前年同期比１５２件増の７４８組となったことが牽引した。また、衣裳・料理などの単価が好調を継続したことも寄与した。

　なお、２０年７月期通期業績予想は売上高１１８億９０００万円（前期比１４．４％増）、営業利益７億１１００万円（同２７．３％増）、純利益４億４０００万円（同１９．３％増）の従来見通しを据え置いている。

　同時に、上限を６万５０００株（発行済み株数の１．１４％）、または５０００万円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は１２月１６日から２０年２月２８日までで、資本効率の改善及び株主への利益還元の向上を図るとともに、将来の機動的な資本政策を可能とするのが目的としている。