ヒューマンの２１年３月期業績は計画上振れ

　ヒューマンホールディングス<2415.T>が１０日の取引終了後、集計中の２１年３月連結業績について、売上高は８５３億５０００万円から８５８億１１００万円（前の期比０．２％減）へ、営業利益が１９億円から２７億２００万円（同３５．０％増）へ、純利益が８億５０００万円から１４億３９００万円（同６９．７％増）へ上振れ、営業減益予想から一転して増益で着地したようだと発表した。

　新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、入国制限による人材関連事業で海外ＩＴエンジニアの確保や、介護事業でデイサービスの稼働率低下などの影響があったものの、人材派遣事業の業績が想定を上回ったことが要因としている。また、グループ各社での経費削減効果も寄与した。

出所：MINKABU PRESS