新日本科学、今期経常を11％下方修正

　新日本科学 <2395> [東証Ｐ] が2月2日昼(11:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比29.0％減の48.8億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の71.8億円→63.9億円(前期は91.9億円)に11.0％下方修正し、減益率が21.9％減→30.5％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の34.2億円→26.3億円(前年同期は32.6億円)に23.1％減額し、一転して19.4％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比18.5％増の11.2億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の24.4％→3.0％に急低下した。

株探ニュース