デジタルＨＤ、今期経常を一転して損益トントンに上方修正

　デジタルホールディングス <2389> [東証Ｐ] が11月10日大引け後(16:00)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比96.4％減の5億円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の21億円の赤字→トントン(前期は146億円の黒字)に上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の15億円の赤字→5.9億円の黒字(前年同期は18億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比4.8％増の10.9億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の0.8％→21.7％に急改善した。

※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。

株探ニュース