決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … マネフォ、コシダカＨＤ、ディップ (7月13日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月12日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＪＩＮＳＨＤ <3046>
　22年8月期の連結経常利益を従来予想の70.1億円→40.4億円(前期は50.2億円)に42.4％下方修正し、一転して19.5％減益見通しとなった。

▲No.2　マネフォ <3994>
　22年11月期第2四半期累計(21年12月-22年5月)の連結経常損益は38.7億円の赤字(前年同期は0.2億円の黒字)に転落した。

▲No.3　アステナＨＤ <8095>
　22年11月期の連結経常利益を従来予想の16億円→10億円(前期は24.2億円)に37.5％下方修正し、減益率が33.9％減→58.7％減に拡大する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3046> ＪＩＮＳＨＤ 　東Ｐ 　 -16.51 　　7/13　　　3Q　　　-21.00
<3994> マネフォ 　　　東Ｐ 　 -13.25 　　7/13　　上期　　　　赤転
<8095> アステナＨＤ 　東Ｐ 　 -10.07 　　7/13　　上期　　　-46.92
<3608> ＴＳＩＨＤ 　　東Ｐ　　 -7.08 　　7/13　　　1Q　　　-14.20
<2157> コシダカＨＤ 　東Ｐ　　 -5.41 　　7/13　　　3Q　　　　黒転

<5018> ＭＯＲＥＳＣ 　東Ｐ　　 -4.15 　　7/13　　　1Q　　　-34.67
<2379> ディップ 　　　東Ｐ　　 -2.97 　　7/13　　　1Q　　　 73.21
<3543> コメダ 　　　　東Ｐ　　 -2.48 　　7/13　　　1Q　　　 -3.87
<9945> プレナス 　　　東Ｐ　　 -1.69 　　7/13　　　1Q　　　 35.95
<7487> 小津産業 　　　東Ｐ　　 -0.53 　　7/13　本決算　　　-23.62

<8167> リテールＰＡ 　東Ｐ　　 -0.33 　　7/13　　　1Q　　　 -0.45

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース