アイロムＧ、今期経常を23％上方修正・最高益予想を上乗せ

　アイロムグループ <2372> [東証Ｐ] が2月7日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比25.2％増の29.2億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の30億円→37億円(前期は25.6億円)に23.3％上方修正し、増益率が17.1％増→44.4％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.9億円→11.9億円(前年同期は15.6億円)に2.4倍増額し、減益率が68.3％減→23.7％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比68.7％減の4.1億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の27.7％→14.5％に大幅低下した。

株探ニュース