1,844円
エヌアイデイのニュース
■エスユーエス <6554> 959円 (+71円、+8.0%) 一時ストップ高
エスユーエス <6554> [東証G]が4連騰、一時ストップ高となった。15日の取引終了後に発表した23年9月期の連結業績予想で、売上高120億7900万円(前期比15.4%増)、営業利益9億5300万円(同30.3%増)、純利益6億1400万円(同94.2%増)を見込み、年間配当予想を前期比10円増の25円としたことが好感された。採用強化による在籍技術者の増加やIT請負の増加で主力のソリューション事業が伸長するほか、前期に続いてAR/VRの受託開発が拡大する見通し。また、派遣単価の上昇、IT請負及びAR/VR事業の構成比上昇により売上総利益率の上昇も見込む。なお、22年9月期決算は、売上高104億6500万円(前の期比11.1%増)、営業利益7億3100万円(同3.8倍)、純利益3億1600万円(同29.5%減)だった。
■エヌアイデイ <2349> 1,640円 (+110円、+7.2%)
エヌアイデイ <2349> [東証S]が急伸。15日の取引終了後、ECサイト構築支援などを手掛けるテニック(東京都渋谷区)の全株式を11月25日付で取得し子会社化すると発表しており、好材料視された。テニックがグループに加わることで、IT技術を生かした事業領域が更に拡大し企業価値の向上に貢献すると判断したという。取得価額は非開示だが、前期末純資産(161億100万円)の15%未満。なお、23年3月期業績への影響は軽微としている。
■テラプローブ <6627> 1,761円 (+114円、+6.9%)
テラプローブ <6627> [東証S]が3日続急伸。15日の取引終了後に発表した10月度連結売上高(速報)が前年同月比20.2%増となったことが好感された。21年12月期は収益認識に関する会計基準の適用前となるが、増収基調を継続した。なお、1~10月の累計売上高は前年同期比31.1%増だった。
■アバール <6918> 2,925円 (+170円、+6.2%)
アバールデータ <6918> [東証S]が続急伸。今週に入ってからの急騰で、日足一目均衡表でも上空の厚い雲を一気に突き抜ける異色の戻り足をみせている。同社は半導体製造装置用電子制御機器を手掛けており、旺盛な設備投資需要を背景に好調に売り上げを伸ばしている。23年3月期は売上高が前期比4割増となる137億円と絶好調、利益採算面では部品コスト上昇などの影響はあるものの増収効果でそれをこなし、営業利益も同14%増の22億円と2ケタ成長を確保する見通しだ。依然としてPER11倍前後と割安なほか、年間配当も毎期増配を続けるなど株主還元に前向きで、配当利回りは3%を超えている。
■オプティム <3694> 1,178円 (+50円、+4.4%)
オプティム <3694> [東証P]が大幅高で4日続伸。15日の取引終了後、スマートフォン3次元測量アプリ「OPTiM Geo Scan」が、国土交通省九州地方整備局へ本格導入されたと発表しており、これが好材料視された。「OPTiM Geo Scan」は、専門知識のない人でも簡単に3次元データの取得から2次元図面に必要な図形データの作成までを一気通貫して行うことができるアプリ。九州地方整備局では業務そのものや、組織、プロセス、建設業界や国交省の文化・風土や働き方を変革し、安全で安心な生活を実現することを目的にインフラDXを推進しており、取り組みの一環として、これまで災害対応などの生産性・安全性の変革のための研修や施行で利用されていた「OPTiM Geo Scan」を本格導入することになったという。
■ニチレイ <2871> 2,706円 (+105円、+4.0%)
ニチレイ <2871> [東証P]が3日ぶりに大幅反発。15日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を250万株(発行済み株数の1.93%)、または50億円としており、取得期間は22年11月16日から23年2月28日まで。株主還元の充実と資本効率の向上を目的としているという。
■ウォンテッド <3991> 3,240円 (+110円、+3.5%)
ウォンテッドリー <3991> [東証G]が大幅高で4日続伸。16日の午前中、初となる自治体委託事業として、島根県から県外IT人材の「IT WORKS@島根」への登録促進事業を受託したと発表しており、これが好材料視された。同事業は、島根県外で働くITエンジニアを対象とした県内IT企業への転職支援サービス「IT WORKS@島根」への登録者の獲得及び県内IT企業への転職者を増加させることが目的。同社では、ビジネスSNS「Wantedly」を活用し、島根県におけるエンジニアキャリアに関する情報発信やエンジニアに向けたキャリアや技術をテーマとしたイベントを展開する予定で、初回のイベント参加者募集を16日開始した。
■パークシャ <3993> 1,966円 (+66円、+3.5%)
PKSHA Technology <3993> [東証S]が大幅反発。16日、子会社PKSHA Workplaceの深層学習と自然言語処理(NLP)を活用したAI対話エンジン「PKSHA Chatbot(パークシャチャットボット)」が出光興産 <5019> [東証P]に採用されたと発表しており、好材料視された。出光興産では社員からの問い合せ対応の効率化と並行し、より多くの従業員がストレスなく困り事を解消できるよう、アクセスのしやすい窓口の設置を以前より検討していたが、既に社内のコミュニケーションツールとして浸透している「Microsoft Teams」と連携できる点などが評価され今回の採用に至ったという。同システムの導入により、問い合せに対するレスポンスの改善など更に円滑なサポート環境の構築を目指すとしている。
■フクシマガリ <6420> 4,005円 (+125円、+3.2%)
フクシマガリレイ <6420> [東証P]が大幅高で3日ぶりに反発。大和証券が15日付で投資判断を「3」から「2」とし、目標株価を3700円から4700円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券によると、上期決算は、原材料高影響、部材不足による生産制約、配送システムトラブルによる受注制限などマイナス要因が重なり減益となったが、部品不足やシステムトラブルは解消済み、製品値上げ交渉も進捗しており、下期から業績モメンタムは回復に向かうと予想。売上面では、飲食店やホテル向けなどの業務用冷蔵庫や、食品工場向け大型食品機械及び大型冷蔵パネルなど堅調に推移するとみて、23年3月期の営業利益予想を90億円から95億円へ引き上げている。
■ゴルドウイン <8111> 9,100円 (+210円、+2.4%)
ゴールドウイン <8111> [東証P]が4日続伸。19年10月以来、3年ぶりに9000円台へ乗せた。水戸証券は15日、同社株のレーティング「A」を継続するとともに、目標株価は1万円から1万1000円に引き上げた。第2四半期(4-9月)の連結営業利益は前年同期比60.0%増の52億7700万円と会社計画の39億円を大きく上振れて着地した。主力ブランドの「ザ・ノース・フェイス」は人流回復による外出需要でアパレルを始めバックパックやシューズ類など幅広い商品で好調だった。23年3月期通期の同利益は170億円(前期比3.0%増)で据え置かれたが、同証券では保守的な印象として190億円への増額修正を予想している。
■ラクス <3923> 2,069円 (+25円、+1.2%)
ラクス <3923> [東証P]が4日続伸。岩井コスモ証券は15日、同社株の投資判断を新規「A」でカバレッジを開始した。目標株価は2750円とした。同社は、経費精算システム「楽楽精算」など業務の効率化に役立つ製品をクラウドで提供するITサービス企業。経理のデジタル化を推進する改正電子帳簿保存法やインボイス制度への対応に向けたDX関連投資を追い風に、クラウド型請求書発行システム「楽楽明細」を新たな成長ドライバーとして24年3月期以降は中期的に大幅な増益が期待できる、と指摘。23年3月期の連結営業利益は前期比9.8%減の14億2400万円の見通しだが、24年3月期は30億円への大幅増益を見込んでいる。
※16日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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