丸大食、前期最終を一転黒字に上方修正

　丸大食品 <2288> が4月26日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結最終損益を従来予想の2億円の赤字→4億円の黒字(前の期は16.5億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の4.5億円の赤字→1.5億円の黒字(前年同期は2.1億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　新型コロナウイルス感染症の影響が継続するなか、主に外食産業や都市部のコンビニエンスストア向け の売上高が落ち込み、デザート・飲料類の売上高も低調に推移しました。2021年３月期通期連結業績予想 につきましては、緊急事態宣言の解除もあり売上高が見込を上回ったこと、経費削減に努めましたことな どから、売上高及び各利益段階において２月９日に公表しました前回発表予想を上回る見通しであり、経 常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は黒字を確保する予定であります。※上記の予想は、発表日現在において当社が入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基 づいており、実際の業績等は様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。