シベールが１７年８月期業績予想を下方修正、営業方針転換の効果でず通販売上高が大幅に減少

　シベール<2228.T>がこの日の取引終了後、１７年８月期の単独業績予想について、売上高を３２億８５００万円から３１億５２００万円（前期比０．３％減）へ、営業損益を２２００万円の黒字から７２００万円の赤字（前期８４００万円の赤字）へ、最終損益を６９００万円の赤字から１億８５００万円の赤字（同８２００万円の赤字）へ下方修正した。

　「顧客数増加重視方式」の営業方針に改めた効果が売上高に結びついておらず通信販売の売上高が大幅に減少したことに加えて、店舗販売においても、期首の新規出店に伴う一時的費用がかさんだことや、仙台地区のパン部門が競合出現などで振るわなかったことなどが要因としている。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１６年９月～１７年５月）決算は、売上高２３億７００万円（前年同期比２．８％減）、営業損益１億円の赤字（前年同期５４００万円の赤字）、最終損益２億１０００万円の赤字（同４４００万円の赤字）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）