日糧パン、前期経常が上振れ着地・今期は4％増益へ・1-3月期(4Q)は赤字転落

　日糧製パン <2218> [札証] が5月14日後場(15:00)に決算を発表。24年3月期の経常利益(非連結)は前の期比24.6％増の2億8900万円になり、従来予想の2億4000万円を上回って着地。25年3月期も前期比3.8％増の3億円に伸びる見通しとなった。3期連続増収になる。

　同時に、今期の年間配当は前期の記念配当を落とし、普通配当15円にする方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の経常損益は400万円の赤字(前年同期は1500万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の0.4％→-0.1％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　大幅な上昇を見込んでいたエネルギーコストが政府の補助金等の影響から通期で低減となったことに加えて、人件費、原材料費等の上昇に対応した、収益改善施策の実施効果もあり、営業利益、経常利益は業績予想値を上回りました。当期純利益は、営業利益、経常利益の増益に加え、前期に設定いたしました特別調査費用等引当金の戻入益や法人税等の税金費用の影響もあり、業績予想値を上回りました。