中村屋、今期経常を一転赤字に下方修正

　中村屋 <2204> が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常損益(非連結)は12.9億円の赤字(前年同期連結は1.9億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の8.6億円の黒字→10.7億円の赤字(前期は2.6億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の30.3億円→11億円(前年同期は19.7億円)に63.6％減額し、一転して44.0％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期連結比42.0％減の8.8億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の10.8％→6.7％に大幅低下した。

株探ニュース