247円
パーソルホールディングスのニュース
■アルファP <9467> 3,440円 (+360円、+11.7%)
アルファポリス <9467> [東証M]が急騰、前日11日比17.0%高の3605円まで上昇する場面もみられた。同社は11日取引終了後、22年3月期第2四半期累計(4-9月)単独営業利益が9億5300万円(前年同期比8.6%減)となり、通期計画24億円(前期比10.9%減)に対する進捗率は39.7%にとどまったと発表したが、株価は9月下旬から弱含みの展開となっていたため、織り込み済みとの見方が広がったようだ。複数の人気シリーズの好調に加え、7月からアニメ放送を開始した「月が導く異世界道中」の原作小説・漫画の販売が大きく伸長したことなどにより、上期売上高は過去最高を更新した。一方、2021年度計画として予定していた大型成長投資を実施したほか、TVCMをはじめとしたプロモーション強化により、販管費は大幅に増加したとしている。
■マクロミル <3978> 1,000円 (+95円、+10.5%)
マクロミル <3978> が急反騰。同社は11日大引け後に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年6月期第1四半期(7-9月)の連結最終利益は前年同期比2.2倍の5.1億円に急拡大したが、通期計画の27億円に対する進捗率は19.2%となり、5年平均の16.7%とほぼ同水準だった。
■リログループ <8876> 2,406円 (+211円、+9.6%)
リログループ <8876> が続急伸。11日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4-9月)連結決算が、売上高762億6200万円(前年同期比0.9%増)、営業利益86億1400万円(同45.5%増)、純利益65億3700万円(同63.1%増)と大幅増益となったことが好感された。借上社宅管理事業における管理戸数や福利厚生事業における会員数などのストック基盤が堅調に積み上がったことに加えて、海外赴任支援事業における海外赴任支援世帯数が伸長したことが寄与した。なお、22年3月期通期業績予想は、会計基準変更に伴い前期比較の記載はないものの、売上高1650億円、営業利益170億円、純利益114億円と見込む。
■シチズン <7762> 509円 (+44円、+9.5%)
シチズン時計 <7762> が急伸。11日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を2680億円から2730億円(前期比32.1%増)へ、営業利益を138億円から172億円(前期95億5100万円の赤字)へ、最終利益を115億円から145億円(同251億7300万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。主に時計事業が予想を上回っており、北米市場でEC販売、実店舗販売ともに拡大したほか、ムーブメント販売も機械式ムーブメント及び高付加価値アナログクオーツムーブメントが堅調に推移したことが要因としている。なお、同時に発表した第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高1357億3700万円(前年同期比52.5%増)、営業利益106億8200万円(前年同期82億6600万円の赤字)、最終利益98億7000万円(同215億1300万円の赤字)だった。
■ホトニクス <6965> 7,390円 (+550円、+8.0%)
浜松ホトニクス <6965> が続急伸し、年初来高値を更新。同社は11日取引終了後、22年9月期連結業績見通しについて、売上高1828億円(前期比8.1%増)、営業利益385億円(同12.2%増)、純利益283億円(同13.0%増)と開示しており、好感された。年間配当は56円(前期は48円)を計画。医用分野、産業分野を中心に、同社製品に対する需要は引き続き底堅いものと見込まれるためとした。あわせて発表した21年9月期連結営業利益は343億1800万円(前の期比57.8%増)、年間配当は48円(前の期は40円)だった。光電子増倍管は医用分野においてPCR検査やフローサイトメーターなど検体検査装置向けで売り上げが伸びたとし、光半導体素子は医用分野でX線CT向けのシリコンフォトダイオードが伸長した。
■パーソルHD <2181> 3,235円 (+235円、+7.8%)
パーソルホールディングス <2181> が急反発し上場来高値を更新。11日の取引終了後、未定としていた22年3月期連結業績予想について、売上高1兆600億円(前期比11.5%増)、営業利益480億円(同81.5%増)、純利益277億円(同74.9%増)を見込み、同じく未定としていた期末配当予想を20円実施すると発表したことが好感された。人材派遣領域で期末にかけて派遣稼働数増加する見込みであることや、収益性の高いBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)領域での公共案件を中心とした受注増が要因。また、企業の人材採用に対する需要の回復が加速することに伴い人材紹介による大幅な増収も寄与し、売上高・営業利益ともに過去最高を更新する見通し。なお、年間配当予想は40円となり、前期実績に対しては14円の増配となる予定だ。同時に発表した第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高5128億4700万円(前年同期比10.1%増)、営業利益267億3500万円(同92.7%増)、純利益155億4700万円(同2.0倍)だった。
■ジェイエイシ <2124> 2,363円 (+166円、+7.6%)
ジェイエイシーリクルートメント <2124> が急反発し年初来高値を更新。11日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を224億6300万円から240億円(前期比11.0%増)へ、営業利益を50億5900万円から57億5000万円(同11.9%増)へ、純利益を33億4500万円から37億5000万円(同2.0倍)へ上方修正し、あわせて70円を予定していた期末一括配当予想を73円(前期80円)に引き上げたことが好感された。中核事業である国内人材紹介事業が好調に推移していることに加えて、10~12月も現時点における事業の進捗状況や成約状況から堅調な推移が見込まれることが要因としている。なお、第3四半期累計(1-9月)決算は、売上高185億6800万円(前年同期比9.3%増)、営業利益50億7700万円(同15.3%増)、純利益33億8400万円(同2.5倍)だった。
■山陰合銀 <8381> 612円 (+40円、+7.0%)
山陰合同銀行 <8381> が急伸。同社は11日大引け後に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比48.2%増の117億円に拡大した。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の26円→32円(前期は18円)に増額修正した。
■熊谷組 <1861> 2,920円 (+190円、+7.0%)
熊谷組 <1861> が急反発。同社が11日、発行済み株式数(自社株を除く)の3.9%にあたる180万株(金額で40億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。買い付け期間は11月29日から22年3月31日まで。
■Ine <4933> 4,850円 (+315円、+7.0%) 一時ストップ高
I-ne <4933> [東証M]が急反発。一時705円高はストップ高となる5240円まで買われた。12日午後1時ごろ、21年12月期第3四半期累計(1-9月)の決算を発表。営業利益が22億300万円(前年同期比2.6倍)で着地し、通期計画の20億円を超過したことが好感されたようだ。売上高は209億3200万円(前年同期比29.0%増)だった。主力の「BOTANIST」ブランドの販売が引き続き堅調だったほか、中国や香港を中心に海外での販売拡大にも継続して取り組んだ。なお、通期の売上高280億円(前期比19.8%増)、営業利益20億円(同32.2%増)とする見通しは据え置いている。
■千代田インテ <6915> 2,247円 (+143円、+6.8%)
千代田インテグレ <6915> が急反発。同社は11日大引け後に決算を発表。21年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の23.8億円に急拡大し、通期計画の27億円に対する進捗率は88.3%に達し、4年平均の70.0%も上回った。
■石原産 <4028> 1,352円 (+83円、+6.5%)
石原産業 <4028> が急反発。株価は年初から13週移動平均線をサポートラインに一貫した下値切り上げトレンドを継続している。9月17日に年初来高値1415円をつけた後は調整を入れているが、足もと再浮上の気配を強めている。11日取引終了後、22年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の63億円から90億円(前期比74%増益)に大幅上方修正しこれが好感された。また、好業績を背景に株主還元も強化し、今期年間配当は従来計画の18円から25円に増額(前期実績は18円)しており、これも株価上昇を後押しした。農薬が海外を中心に好調なほか、殺菌剤や殺虫剤の販売も拡大し収益に貢献した。また、酸化チタンも国内外で自動車や建築関連を中心に需要を伸ばしている。
■THK <6481> 2,607円 (+149円、+6.1%)
THK <6481> が3日続伸。同社が11日、発行済み株式数(自社株を除く)の3.16%にあたる400万株(金額で120億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。買い付け期間は11月12日から22年3月31日まで。また、11月26日付で400万株の自社株を消却する。
■スター精 <7718> 1,565円 (+87円、+5.9%)
スター精密 <7718> が急反発。11日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を581億円から624億円(前期比36.6%増)へ、営業利益を58億円から72億円(同3.3倍)へ、純利益を45億円から55億円(同3.2倍)へ上方修正したことが好感された。特機事業で小型プリンターのフードデリバリー向け販売が好調なことに加えて、CNC自動旋盤など工作機械も幅広い業種で市況が好調なことなどが要因としている。なお、第3四半期累計(1-9月)決算は、売上高456億4700万円(前年同期比44.3%増)、営業利益53億9300万円(同5.3倍)、純利益42億8600万円(同7.1倍)だった。また、工作機械事業を行う中国子会社の大連工場を増設すると発表しており、これも好材料視された。旺盛な受注に対応することが目的で、約6億5000万円を投じ、生産能力を現状の25%増となる月産300台体制へ増強する。なお、稼働は22年2月を予定している。
■ベルテクス <5290> 3,300円 (+170円、+5.4%)
ベルテクスコーポレーション <5290> [東証2]が急伸。同社は11日大引け後に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比71.6%増の26.4億円に拡大し、従来予想の22.4億円を上回って着地。
■スズケン <9987> 3,310円 (+170円、+5.4%)
スズケン <9987> が続急伸。同社は11日大引け後に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比45.1%増の88億円に拡大し、従来の53.9%減益予想から一転して増益で着地。併せて、通期の同利益を従来予想の117億円→160億円(前期は182億円)に36.8%上方修正し、減益率が36.0%減→12.4%減に縮小する見通しとなった。同時に発表した「スマートショッピングと資本業務提携」も買い材料。
■ヤオコー <8279> 7,100円 (+360円、+5.3%)
ヤオコー <8279> が急反発。同社は11日大引け後に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比8.0%増の170億円に伸び、通期計画の218億円に対する進捗率は78.0%に達し、5年平均の61.5%も上回った。
※12日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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