パーソルＨＤ、非開示だった今期経常は67％増で3期ぶり最高益、未定だった配当は14円増配

　パーソルホールディングス <2181> が11月11日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比79.7％増の275億円に拡大し、従来予想の231億円を上回って着地。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比66.6％増の486億円を見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比52.1％増の210億円に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は40円(前期は26円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の137億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.1％→5.2％に大幅改善した。

株探ニュース