ＣＤＳ、上期経常を33％上方修正・3期ぶり最高益、配当も2円増額

　ＣＤＳ <2169> [東証Ｓ] が7月20日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。22年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の6.7億円→8.9億円(前年同期は5.1億円)に32.6％上方修正し、増益率が31.3％増→74.1％増に拡大し、3期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　なお、通期の連結経常利益は従来予想の13.2億円(前期は12.6億円)を据え置いた。

　業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の28円→30円(前年同期は25円)に増額し、年間配当は58円になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　技術システム事業において、ＩＴインフラ案件やシステム開発案件の受注が当初の予想を上回ったこと、また、エンジニアリング事業においても、学校向け製品事業での新規案件の受注が当初の予想を上回ったこと等を主な要因として、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が前回発表の予想値を上回る見込みであります。　なお、通期業績予想につきましては、2022年２月14日に公表しました前回発表の予想数値を据え置くことといたします。今後の業績の推移に応じ、通期業績予想修正の必要が生じた場合には、速やかに公表いたします。※上記の予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づいて判断したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

　　当社は配当政策として、経営基盤の強化に必要な内部留保の確保および長期的な安定配当を維持しつつ、株主の皆様への利益還元を行っていくことを方針としております。　この方針に基づき、当第２四半期累計期間における当社の業績を踏まえ、第２四半期末配当金につきましては、前回予想の１株当たり28円から２円増額し、１株当たり30円に予想を修正致します。