パソナは３日続落、第１四半期は３８．５％営業減益

　パソナグループ<2168.T>は３日続落。同社は６日の取引終了後、１７年５月期の第１四半期（６～８月）連結決算を発表。売上高は６９２億３１００万円（前年同期比８．４％増）、営業利益は２億１５００万円（同３８．５％減）、最終損益は５億３９００万円の赤字（前年同期３億２３００万円の赤字）だった。需要が弱含んでいる再就職支援の減収影響に加え、年金資産の運用利回り低下とマイナス金利政策に伴う割引率の見直しに伴い、退職給付費用が前年同期比で大幅に増加していることか利益を圧迫している。

　通期業績は売上高２８３０億円（前期比７．３％増）、営業利益４３億円（同１１．４％増）、純利益５億円（同２．１倍）と従来見通しを据え置いた。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）