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nms ホールディングスのニュース
nmsホールディングス<2162>は8日、2019年3月期第3四半期(18年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.8%増の422.69億円、営業利益が同69.3%減の3.00億円、経常利益が同71.9%減の3.12億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同77.2%減の2.11億円となった。
HS事業では、国内HS事業の製造派遣・製造請負事業は、正社員化や外国人技能実習生の活用により、採用力の強化と共に定着率の向上を図ることができたが、成長戦略としてその施策を進めている技術者派遣事業、外国人技能実習生向け研修事業会社の立ち上げや、物流3PL(サードパーティー・ロジスティクス)受託・テクニカル流通加工事業会社設立等による、先行投資コストの発生があった。海外HS事業のうち、中国は、市場環境の変化や人件費の高騰等があるものの、現地における事業拡大の手段として、製造請負の展開を増やすことを進めた。また、ASEANは、グループリソースの活用を行いながら、現地における人材派遣及び製造受託を行う拠点として、収益性向上への取り組みを進めた。
EMS事業では、国内EMS事業は国内向け既存事業については概ね順調に推移したものの、第2四半期以降、米中貿易摩擦等の影響もあり、工作機械関連需要が減少したことに加え、重点施策として進めているベトナム生産拠点の設立や部材ビジネス立ち上げ等による先行投資コスト発生等による利益圧迫要因があった。海外EMS事業は、マレーシアにおいては、主力の白物家電関連が気候等の影響による需要減があった一方、中国においては引き続き堅調に推移した。
PS事業では、既存製品の需要調整や新規分野への製品投入までの端境期を脱し、当期より新規受注の量産化が順次スタートしたことや、国内におけるサンプル品の出荷増もあり、売上高は増加した。一方、利益は、海外における部材価格の急激な高騰に加え、売価是正対応の遅れによる影響が残った。
2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.1%増(前回予想比5.7%減)の575.00億円、利益は先行投資コストや非連結の技術者派遣会社の連結化による立ち上げコストの反映などで約6億円の費用増加の影響があり、営業利益は同59.8%減(同60.0%減)の5.20億円、経常利益が同66.1%減(同67.1%減)の5.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同66.8%減(同60.9%減)の4.30億円と、同日連結業績予想を修正した。
なお、同社は同日、2020年3月期からの新中期経営計画も併せて発表した。2020年3月期の売上高720億円、営業利益13億円を計画、アクションプランの確実な実行と投資効果の刈り取りにより、2022年3月期までの3ヵ年で利益の3倍成長をめざすとしている。
<SF>
HS事業では、国内HS事業の製造派遣・製造請負事業は、正社員化や外国人技能実習生の活用により、採用力の強化と共に定着率の向上を図ることができたが、成長戦略としてその施策を進めている技術者派遣事業、外国人技能実習生向け研修事業会社の立ち上げや、物流3PL(サードパーティー・ロジスティクス)受託・テクニカル流通加工事業会社設立等による、先行投資コストの発生があった。海外HS事業のうち、中国は、市場環境の変化や人件費の高騰等があるものの、現地における事業拡大の手段として、製造請負の展開を増やすことを進めた。また、ASEANは、グループリソースの活用を行いながら、現地における人材派遣及び製造受託を行う拠点として、収益性向上への取り組みを進めた。
EMS事業では、国内EMS事業は国内向け既存事業については概ね順調に推移したものの、第2四半期以降、米中貿易摩擦等の影響もあり、工作機械関連需要が減少したことに加え、重点施策として進めているベトナム生産拠点の設立や部材ビジネス立ち上げ等による先行投資コスト発生等による利益圧迫要因があった。海外EMS事業は、マレーシアにおいては、主力の白物家電関連が気候等の影響による需要減があった一方、中国においては引き続き堅調に推移した。
PS事業では、既存製品の需要調整や新規分野への製品投入までの端境期を脱し、当期より新規受注の量産化が順次スタートしたことや、国内におけるサンプル品の出荷増もあり、売上高は増加した。一方、利益は、海外における部材価格の急激な高騰に加え、売価是正対応の遅れによる影響が残った。
2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.1%増(前回予想比5.7%減)の575.00億円、利益は先行投資コストや非連結の技術者派遣会社の連結化による立ち上げコストの反映などで約6億円の費用増加の影響があり、営業利益は同59.8%減(同60.0%減)の5.20億円、経常利益が同66.1%減(同67.1%減)の5.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同66.8%減(同60.9%減)の4.30億円と、同日連結業績予想を修正した。
なお、同社は同日、2020年3月期からの新中期経営計画も併せて発表した。2020年3月期の売上高720億円、営業利益13億円を計画、アクションプランの確実な実行と投資効果の刈り取りにより、2022年3月期までの3ヵ年で利益の3倍成長をめざすとしている。
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