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【IRアナリストレポート】コシダカホールディングス(2157)

著者:鈴木 行生
投稿:2018/08/02 19:12

~カラオケで首都圏攻勢とアジア展開を加速、カーブスは圧倒的存在へ~

【ポイント】
・3月に、米国のカーブス世界本部を、日本のフランチャイジーであった当社が、総額184億円で逆に買収した。①カーブスのブランドを守り、②フィットネスに関する自由度を手に入れ、③これまで支払っていたロイヤリティでのれんの償却は十分吸収できるので、価値あるM&Aと評価できる。カーブスのセグメント利益は、2018年8月期にM&Aの一時的費用5.6億円が負担となるが、翌2019年8月期には大きく拡大しよう。

・カーブスは、日本の1900店を含めて、世界の4000店をフランチャイジーとする。日本の会員は現在82万人であるが、100万人を超えて拡大できよう。従来の見方よりパイはかなり大きくなる。フィットネスの新たなビジネスモデルも期待できよう。

・カラオケの業績回復が顕著である。まねきねこブランドの首都圏展開が、先行投資を経て、収益貢献を拡大する局面に入っている。実際、この3Qは好調で、社内計画を上回っている。店舗の人手不足には、自動化などの資本装備率を上げて、生産性を高めている。AI(人工知能)を活用した新しい楽しみ方なども今後具体化しよう。

・カラオケのセグメント利益は、2012年8月期の26.9億円をピークに、2016年8月期には11.7億円まで低下したが、前期は20.5億円に急回復、今期は30億円を超えてこよう。カーブスの安定高収益にカラオケの利益拡大が加わり、成長力の確度は高まってきた。将来は、内外のカラオケで1000店を目指すという方向に展開しよう。

・当社の事業発展の軸は「既存業種新業態」、つまり既存市場での事業を、新業態の仕組みに変えていくことである。「総合余暇サービス提供企業」をビジョンに掲げ、アミューズメント、スポーツ・フィットネス、観光・行楽、趣味・教養の4つを事業領域とし、その中で、「既存業種新業態」を開発し、将来は1000億円企業を目指している。

・新しい楽しみ方や健康志向、海外への展開によって、ビジネスモデルは進化を遂げよう。国内のカラオケは600店以上、フィットネスは2000店以上へ拡大する方向である。経常利益100億円は十分達成できよう。業績は好調でピーク利益の更新が続こう。ROEも高く、独自の価値創造を行うユニークな企業として大いに注目したい。

目 次
1.特色 「既存業種新業態」の総合余暇サービス提供企業
2.強み 女性専用フィットネスが圧倒的キャッシュカウに成長
3.中期経営方針 カラオケの市場開拓に成果、3本柱の展開へ
4.米国カーブス総本部の買収 ブランドの確保と周辺ビジネスへの広がり
5.当面の業績 カラオケが本格復調、ピーク利益の更新が続こう
6.企業評価 首都圏攻勢と海外展開の加速に注目

コシダカホールディングス <2157>
企業レーティング
株価
(18年8月2日)
1287円
時価総額 1059億円
(82.3百万株)
PBR 4.03倍
ROE 17.2%
PER 23.5倍
配当利回り 0.8%
総資産 63493百万円
純資産 25946百万円
自己資本比率 37.8%
BPS 319.1円
(百万円、円)
決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 EPS 配当
2010.8 21932 2503 2579 1125 14.7 2.7
2011.8 29093 3356 3336 2877 37.5 3.1
2012.8 33746 4077 4096 2279 29.8 4.4
2013.8 34515 4151 4237 3072 40.5 6.3
2014.8 37720 4276 4370 2423 32.0 6.9
2015.8 44257 4394 4492 2098 28.2 7.5
2016.8 51170 4810 4699 1900 26.2 8.0
2017.8 55283 6146 6354 3255 43.6 9.0
2018.8(予) 61900 7500 7500 4450 54.7 10.0
2019.9(予) 67000 9000 9000 5350 65.8 11.0

(18.5ベース)
(注)ROE、PER、配当利回りは今期予想ベース。11.8期末に1:400、14.8期末に1:2、2018年5月末で1:4の株式分割を実施。それ以前のEPS、配当は修正ベース。2017.8期は中間配に東証1部上場記念配0.5円、期末に創業50周年記念配0.5円を含む。
 
企業レーティングの定義:当該企業の、(1)経営者の経営力、(2)事業の成長力・持続力、(3)業績下方修正の可能性、という点から定性評価している。A:良好である、B:一定の努力を要する、C:相当の改善を要する、D:極めて厳しい局面にある、という4段階で示す。

レポート全文はこちらから
http://www.belletk.com/kosidaka201808.pdf
 

日本ベル投資研究所の過去レポートはこちらから

配信元: みんかぶ株式コラム
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