Ｈヴェラス、前期営業が一転赤字で下振れ着地・今期は黒字浮上へ

　光ハイツ・ヴェラス <2137> [札証Ａ] が5月15日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期の営業損益(非連結)は1100万円の赤字(前の期は1000万円の黒字)に転落したが、従来予想の5000万円の黒字を下回り、黒字予想から一転して赤字で着地。25年3月期は5000万円の黒字に急浮上する見通しとなった。

　同時に、従来未定としていた前期の期末一括配当を12円実施するとし、今期の年間配当は未定とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の営業損益は3000万円の赤字(前年同期は2100万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-2.8％→-4.1％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年３月期業績について、全施設平均入居率を前期並みに確保しつづけましたが、入居一時金償却額の減額等により、売上高が前回予想を下回りました。また、売上原価についても、原油価格の高騰により水道光熱費が予想よりも上回る金額となりました。これにより、営業利益につきましては予想を大きく下回りました。一方、助成金収入は前期実績を大きく上回る金額となり、経常利益は前期実績を上回る結果となりました。