決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … テセック、ダイハツデ、ブルボン (1月29日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月28日から29日の決算発表を経て30日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ケーエフシー <3420>
　19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比10.3％減の14.4億円に減り、通期計画の26億円に対する進捗率は55.4％にとどまり、5年平均の57.5％も下回った。

▲No.4　ＡＧＰ <9377>
　19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比13.7％減の7.7億円に減り、通期計画の13.8億円に対する進捗率は55.9％となり、5年平均の57.7％とほぼ同水準だった。

▲No.5　ブルボン <2208>
　19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比4.2％減の33.2億円に減り、通期計画の53億円に対する進捗率は62.7％にとどまり、5年平均の67.8％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6337> テセック 　　　ＪＱ 　 -15.76 　　1/29　　　3Q　　　 52.77
<3420> ケーエフシー 　東２　　 -3.16 　　1/29　　　3Q　　　-10.28
<2114> フジ日本 　　　東２　　 -2.16 　　1/29　　　3Q　　　 23.56
<9377> ＡＧＰ 　　　　ＪＱ　　 -1.75 　　1/29　　　3Q　　　-13.66
<2208> ブルボン 　　　東２　　 -1.52 　　1/29　　　3Q　　　 -4.21

<6023> ダイハツデ 　　東２　　 -1.34 　　1/29　　　3Q　　　-44.48
<5907> ＪＦＥコンテ 　東２　　 -0.27 　　1/29　　　3Q　　　-12.96

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした30日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース