ETF売買動向＝23日寄り付き、日経レバの売買代金は207億円と低調

　23日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比20.3％減の425億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同16.7％減の334億円となっている。

　個別ではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> 、ＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> が新高値。スマート　ＥＳＧ３０低カーボンリスク <2073> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> が3.08％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　ＮＡＳＤＡＱ－１００ <2845> は3.48％安、ＭＡＸＩＳ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００） <2630> は3.33％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　金先物　ダブル・ブル　ＥＴＮ <2036> は3.30％安、東証ＲＥＩＴインバースＥＴＦ <2094> は3.13％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が265円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金207億3900万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均238億4400万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が39億1100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が19億3300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が14億3500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が13億8100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が13億2400万円の売買代金となっている。

株探ニュース