ETF売買動向＝29日前引け、野村ダウ３０、野村建設資材が新高値

　29日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比6.2％減の1509億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同8.7％減の1255億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　野村日本株高配当 <2048> 、トップシェアインデックス（ネットリターン）ＥＴＮ <2072> 、ＵＢＳ　米国株 <1393> 、スマートＥＳＧ３０総合（ネットリターン） <2071> 、ｉシェアーズ・コア　ＭＳＣＩ　先進国株（除く日本）ＥＴＦ <1657> など18銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が4.92％高、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が3.88％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> が3.56％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が3.31％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が307円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金829億2500万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金778億500万円も上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が149億5600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が76億4000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が71億500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が41億500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が30億9700万円の売買代金となった。

株探ニュース