ETF売買動向＝14日前引け、ＧＸ自動ＥＶ、野村独株Ｈ有が新高値

　14日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比45.7％減の1928億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同45.9％減の1733億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳユーロ・ストックス５０指数 <2859> 、上場インデックスファンド日本経済貢献株 <1481> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　ＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ　設備・人材投資指数 <1484> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳドイツ株式・ＤＡＸ <2860> 、上場日本高配当 <1698> など6銘柄が新高値。グローバルＸ　Ｓ＆Ｐ５００・カバード・コール <2868> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が4.11％高と大幅な上昇。

　一方、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> は5.70％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> は4.22％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> は3.64％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ日本株配当貴族 <2065> は3.31％安、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> は3.30％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が215円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1014億9300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1153億1000万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が176億2900万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が155億8900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が129億600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が103億2000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が98億2800万円の売買代金となった。

株探ニュース