ヒガシマル、前期経常を一転18％減益に下方修正

　ヒガシマル <2058> [福証] が5月7日後場(14:00)に業績修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の6億4400万円→4億0900万円(前の期は5億円)に36.5％下方修正し、一転して18.2％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億5500万円→2000万円(前年同期は1億2000万円)に92.2％減額し、一転して83.3％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　主に水産事業において、期末にかけて受託製品の受注低迷や工場稼働率低下等により収益環境が悪化したことに加え、子会社の奄美クルマエビ株式会社の収益面での回復が計画から遅れ、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき特別損失に減損損失を計上する見込みです。　なお、期末配当金につきましては、前回公表している数値から変更はございません。●　特別損失の計上について子会社の奄美クルマエビ株式会社が保有する固定資産について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、減損の兆候が認められる当該固定資産に係る回収可能性を検討した結果、減損損失を特別損失に計上するものであります。　なお、対象物件は鹿児島県奄美市の養殖施設で減損損失額は100百万円です。※上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後の様々な要因によって変動する可能性があります。