日和産、前期経常を一転44％減益に下方修正

　日和産業 <2055> [東証２] が5月7日大引け後(15:20)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の7億円→3億7000万円(前の期は6億5900万円)に47.1％下方修正し、一転して43.9％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2億9800万円の黒字→3200万円の赤字(前年同期は3億7100万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　下記２．に記載の通り第４四半期にて貸倒引当金繰入額 を計上したことから販売費及び一般管理費が増加し、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は減益となりました。　なお、配当予想に変更はありません。２．貸倒引当金繰入額の計上について　　新型コロナウイルスや家畜の疾病による畜産物市況の変化等により、一部の取引先に債権回収懸念が生じたため、第４四半期にて貸倒引当金繰入額372百万円を計上いたしました。　（注）本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。