ETF売買動向＝29日前引け、ＮＴ中小型が新高値

　29日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比2.8％減の1720億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同1.1％増の1543億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ニッチトップ中小型日本株 <2050> が新高値。グローバルＸ　自動運転＆ＥＶ <2867> 、グローバルＸ　Ｓ＆Ｐ５００・カバード・コール <2868> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が7.93％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が7.08％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が4.86％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が4.51％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> が4.27％高と大幅な上昇。

　一方、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> は4.53％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> は4.35％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が163円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金895億9000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金815億3600万円も上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が246億円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が113億1800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が86億8500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が81億3200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が75億500万円の売買代金となった。

株探ニュース