ETF売買動向＝10日前引け、ＭＸ高配ＭＮ、野村国債Ｄイが新高値

　10日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比43.2％増の1651億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同35.6％増の1319億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳ日本株高配当７０ <1499> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　ＪＰＸ国債先物ダブルイン <2251> が新高値。ｉシェアーズ米ドル建て新興国債券ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2622> 、ＮＺＡＭ　上場投信　ＮＹダウ３０ <2088> 、ｉシェアーズ・コア　日本国債　ＥＴＦ <2561> 、東証ＲＥＩＴインバースＥＴＦ <2094> 、ＮＥＸＴ　タイ株式 <1559> など8銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が8.37％高、ＮＥＸＴ　エネルギー資源 <1618> が7.23％高、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　レバレッジ <2869> が5.16％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> が4.65％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が4.63％高と大幅な上昇。

　一方、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> は5.15％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.48％安、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　Ｓ＆Ｐ５００　インバース <2249> は4.47％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> は4.20％安、ＮＥＸＴ　シンガポール <2045> は3.26％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が772円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金830億1100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金765億3900万円も上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が100億9700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が92億6900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が67億9600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が66億6100万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が58億3200万円の売買代金となった。

株探ニュース