明星工、前期経常を30％上方修正、配当も10円増額

　明星工業 <1976> が4月24日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の53.5億円→69.5億円(前の期は75.3億円)に29.9％上方修正し、減益率が29.0％減→7.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の24.8億円→40.8億円(前年同期は40.1億円)に64.4％増額し、一転して1.8％増益計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の20円→30円(前の期は30円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　令和2年3月期の連結及び個別の業績予想につきましては、個別売上高は前回予想をやや下回りますが、連結業績は建設工事事業、ボイラ事業ともに各事業領域において全体的に堅調に推移し、売上総利益率が改善したこと等により、各利益項目が前回予想を上回る見込みです。

　当社の利益配分の基本方針に基づき、業績予想及び財務状況等を総合的に勘案し、令和2年3月期の期末配当金につきましては前回予想の10円から20円に修正することといたしました。この結果、1株当たり年間配当金は、中間配当金10円と合わせて30円となり、前期実績と同額となる予定であります。※上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。