ビルト工、前期経常は49％減益で下振れ着地・1-3月期(4Q)経常は73％減益、今期業績は非開示

　中央ビルト工業 <1971> [東証２] が6月8日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期の経常利益(非連結)は前の期比49.0％減の1億0400万円に落ち込み、従来予想の1億5400万円を下回って着地。なお、21年3月期の業績見通しは開示しなかった。

　同時に、今期の年間配当は未定とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の経常利益は前年同期比73.2％減の4900万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の10.7％→2.7％に急低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2020年３月期通期の営業利益および経常利益の乖離については、仮設機材の市場構造の変化への対応遅れを克服して成果を上げるべく努力しましたが結果が出ませんでした。とりわけ賃貸部門の大幅な減収とそれに伴う粗利益率の低下に加え、滞留在庫の処分のマイナスなどにより前回発表予想を下回る結果となりました。尚、逆に当期純利益については、札幌営業所の閉鎖に伴う固定資産の売却などによるプラスで前回発表予想を上回る結果となりました。