日揮ＨＤ、今期経常を38％下方修正

　日揮ホールディングス <1963> [東証Ｐ] が2月9日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比30.4％減の233億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の450億円→280億円(前期は505億円)に37.8％下方修正し、減益率が11.0％減→44.6％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の195億円→25.9億円(前年同期は200億円)に86.7％減額し、減益率が2.4％減→87.1％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は20.7億円の赤字(前年同期は30.1億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の4.2％→-1.9％に急悪化した。

株探ニュース